ご飯を横取りしようとするネコにプロの厳しさを感じるのです

食事中に、お箸で口元にもってきた唐揚げをネコに盗まれそうになったことがあります。

まてんろうです。

我が家には2匹ネコがいるのですが、1匹がちょっと欲張りなんです。

自分のご飯を食べた後、もう一匹のネコのご飯のところへすっ飛んでいって、頭をねじ込んででも食べようとします。

見ていなければ、しれーっと横取りしてしまいます。

野球中継なんかを見ながらぼけーっとお酒を飲んでいると、おつまみが狙われるので油断できません。

おつまみを盗られまいと気を引き締めて飲むお酒って…やっぱりイマイチです。

野球で思い出しましたが、以前、元プロ野球選手というサラリーマンの方とお話したことがあります。

その時、プロ野球の世界について様々なお話を伺いました。

その方はピッチャーだったのですが、子供の頃からずっと「野球がうまい」「すごい投手になる」とまわりに言われ、ずっと野球を続けていました。

甲子園にこそ行けませんでしたが、ある球団の入団テストを受けた時に、視察に来ていた別の球団のスカウトマンの目にとまり、球団職員として入団することになりました。

プロ野球選手になれて喜んでいたのも束の間、練習がはじまると非常に驚いたそうです。

「これまでやってきた練習は、一体なんだったんだろう」と思うほど、キツかったそうです。

「はっきり言ってハンパじゃないよ。みんなずっと野球やってきたヤツらなのに、ヘトヘトになってた。俺は結局、芽が出ず諦めてプロの世界を去ったけど、今、一軍でやってるヤツらは、あのキツい練習をこなしながら結果を出せた、ほんの一握りなんだよ…」

昔に比べ、野球をする人は減ってきているんだそうです。

平成28年に実施された社会生活基本調査結果によると、過去1年間(平成27年10月20日~28年10月19日)に野球をした10歳以上の人の割合(行動者率。以下同じ。)は7.2%となっており、過去20年間の推移をみると、大幅な低下傾向にあります。

注)「野球」には、「キャッチボール」を含みます。
出典:平成28年社会生活基本調査(総務省統計局)

8月9日 野球の日|なるほど統計学園

統計

それでも野球人口に対してプロ野球選手になれる確率は0.1%以下と言われており、さらに一軍で活躍するとなると、本当に限られた人しかなれないわけですから、まさに「夢の職業」です。

何でもそうだと思いますが、頂点を極めるには才能はもちろんのこと、並々ならぬ努力があり、さらに諦めない執念も必要なんでしょうね。

そういう意味では、我が家のネコの執念もすごいなぁと思います。

きっと彼もプロなんでしょうね、「泥棒ネコ」の。

 


まてんろうまてんろう

プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。

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