子供の頃、「おならの貸し借り」をしていました。
まてんろうです。
誰かが「音あり」のおならをした際に「あ、出ちゃった」と自分のことがしたことにしたり、自分がしたのを誰かに被ってもらったり。
特に意味はないのですが、そういう「遊び」をよくやっていました…
まぁ、今風に言うと「仮想通貨」ってところですかね、「ONR」みたいなね(笑)
しかし、仮想通貨が普及すると、国の通貨発行権が脅かされて、国家はいらなくなるかもしれませんね。
仮想通貨は仮想通貨で面白いのですが、お札はお札でいいものです。
あの紙質とかインクの匂いとか(笑)
日本銀行券(にほんぎんこうけん、にっぽんぎんこうけん)は、日本の中央銀行である日本銀行が発行する紙幣である。日本の法定通貨(円)である。
出典:現在発行されている銀行券・貨幣 : 日本銀行 Bank of Japan
中でも特に「お札の顔」が好きで、昔のお札と見比べたりして楽しんでます。
で、今の「お札の顔」は特にいいなぁと思っています。
福沢諭吉はメジャー(!?)ですし、2周目ということもあってか、なぜかあまり思うところはありません。
しかし、樋口一葉と野口英世は「なかなかいいところついてくるなぁ」と感心しております。
5千円札の樋口一葉は、24歳で亡くなった明治文壇の才媛。
「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を残しましたが、その作品のほとんどが、亡くなる前年に発表されています。
活動期間が短いのに、すごいですね。
千円札の野口英世は、黄熱病の研究で有名な医学者です。
手に障害を持ちながら熱心に勉強し、様々な研究で、特に海外で高く評価されています。
両者に共通するのは、「不遇の天才」という点でしょうか。
一葉は貧しい家庭環境や師匠半井桃水(なからいとうすい)との微妙な関係など、薄幸であったと言えるでしょう。
野口英世も以前は国内では評価が低く、学歴が無いため研究成果でしかアピールできないコンプレックスを抱えていました。
半世紀以上を経て、時代の顔となった2人、天国でどう思っているのでしょうね。
ちなみにまてんろうは「将来、こうなってほしいなぁ」と思っている「お札の顔」案があります。
1万円札は鉄腕アトム、5千円札はサザエさん、千円札はドラえもん…というヤツです。
どうでしょう? 22世紀くらいならありそうな気がしませんか?(笑)
まぁ、その頃まで紙のお金と国というものがあれば、の話ですが。
まてんろう
プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。
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