地震が起こるとペットたちはどうすることもできないと思うのです

朝からずっとテレビとラジオの音声を聞きながら、バタバタしています。

まてんろうです。

このブログに対し自分の中でのユルいルールとして、あまり時事ネタを書かないようにしようというのがあったのですが、今日はちょっと書こうと思います。

まず本日発生した地震により、被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

まてんろうは割と震源地の近くに住んでいて、震度6弱の地域だったのですが、おかげさまで家族全員無事でした。

地震発生時、ネコ(上の子)は同じ部屋で寝ていたのですが、ビックリして、目玉まんまる尻尾ボーンになって、パニックになりました。

抱っこすると、心臓バクバクで、しばらく撫でていると何とか落ち着いてくれました。

フェレットも同じ部屋におり、いつもは爆睡している時間なのに、起きて固まっていました。

ネコ(下の子)は別の部屋で寝ていたため、何度も大声で呼びかけたものの返事がなく、ちょっと背筋が凍りつきました。

結局、物陰に隠れて返事もせずじっとしていたところを見つけたのですが、頭にホコリをいっぱい付けて、抱き上げても緊張で身を固くしていました。

避難するネコ

※写真は、避難するネコ…ではありません(笑)

まてんろうは阪神淡路大震災の際に、家が半壊したため、しばらく避難所生活をしていたのですが、その時は飼っていた犬も亡くなった後だったので、それほどペットのことを意識しませんでした。

東日本大震災の時に少し備えるようにしましたが、正直あれからもう時間も経ち、その後のメンテナンスもほとんどしていませんでした。

でも今回、ペットたちの怖がる姿を見て、あらためて「ペットの地震対策」について真面目に考えようと思い、今回記事を書くことにしました。

自分のために整理したものですが、ペットを飼われている方に、何かの参考になれば幸いです。


1.地震が起こっても安全な家にしておく

人もそうですが、家具が倒れてきたり、荷物が落ちてきたりで怪我をする可能性があります。

実際、阪神淡路大震災の時、(まてんろうは偶然、起きてゲームしていたので助かりましたが)布団の上に本棚が倒れてきて、ガラスが割れて飛び散りました。

あの時、布団で寝ていたら、倒れてきた本棚の重さと、飛び散ったガラスで確実に怪我していただろうと思います。

同じことが体の小さいペットたちに起こると、怪我では済まない可能性も大いにあり、家具の配置や固定など、「地震が起こっても安全な家」を目指しておくべきだなとあらためて思いました。

もちろん日頃の利便性とのトレードオフなので、100%は防げないかもしれませんが、何もしないよりはマシかと思います。


2.数日分のストックを用意しておく

人の水や食料の備蓄は多少なりとも用意しており、まてんろうの家では、すぐに持ち出せるよう、リュックに詰めて寝室に置いています。

ペット用にも水、パウチのフード、猫砂等をリュックに入れていました。

今回、あらためて確認しましたが、水は賞味期限切れ、砂は1匹分しか入れておらず、しかも量が少なく全く足りないという状況でした。

90年代に比べて流通も発達し、コンビニなどでもペット用品を入手できるようになりましたが、阪神淡路大震災の際は、近くのコンビニやスーパーに商品が戻り、まともに機能しだすのに少なくとも2週間以上かかっていたと思うので、やはりもっとストックしておくべきかなとあらためて思いました。


3.避難できる状態を整えておく

まてんろうの家では、緊急時は通院用に使っているペットキャリーをすぐに持ち出せるよう、置き場所を決めてあります。

ペットキャリー

そして、万が一、真夏や真冬に避難所生活になった場合、温度管理のできる自家用車内にペットたちを避難させようと決めています。

そして今日あらためて、もし避難所暮らしが長引いた場合を想定し、それぞれのペットをどこに疎開させるかを決めて、疎開先(親戚など)との連携について家族で相談しました。

あと、まてんろうの家では、玄関の手前にペット用の扉があり、二重扉になっているのですが、これはスムーズな避難の妨げになる可能性がありつつも、案外必要なのではないかと考えています。

というのは、地震でペットたちはパニックになったり、ショックを受けて物陰で息を潜めていたと思うと急に飛び出してきたりと、予測不能な行動を取ることが考えられます。

実際、地震の時には「ペットが逃げた」という情報が沢山飛び交います。

そういうことも考え、避難しやすい状態を整えつつも、ペットが逃げない対策も併せて考えておくべきだと思います。


阪神淡路大震災の時のことを考えると、正直、今住んでいるところであの時と同じカンジで地震がきたら、準備していてもどうにもならない部分が出てくるかもしれないなぁと思います。

でも、準備していることで、被害は減らせると思います。

ペットたちは自分ではどうもできないので、我々飼い主が責任を持って、万が一に備える必要があると思います。

可愛がるだけなら誰でもできます。

あらためて「命を預かっている」ということを自覚し、地震対策を考えておきたいと思います。

…と、ちょっと柄にもなく真面目なカンジになりましたが、まぁ、こんなブログ書けるくらい余裕のある状態に戻りました。

今回はオチも何もなくアレですが、何はともあれ、ペットたち含め家族全員何事もなく、良かったです(笑)

 


まてんろうまてんろう

プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。

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