冬にいつも思うのですが、自動販売機であったか〜い「うどんだし」があれば、100%購入します。
まてんろうです。
ホットで塩味となると、一般的にあるのはコーンスープくらいなのでそれでガマンしていますが、寒い時にうどんだしをすすってみたい人って結構いるんじゃないかなぁと思います。
まてんろうは関西人なので「うどんだし」ですが、関東だと「そばつゆ」ということになるんでしょうか。
そばの場合、「だし」とは言わない…ですよね?
この辺は、文化の違いということなのでしょうか。
そういえば、インスタントのうどん「どん兵衛」は、西日本と東日本で「だし」が違うのは有名な話です。
最近では北海道版もあるそうです。
業界初となるどんぶり型容器とともにどん兵衛がデビュー。今と同じく、当初から東日本と西日本でつゆの味には違いが。
東日本は色が黒っぽく、西日本は黄色っぽい透明に近い「だし」になっています。
まてんろうは両方食べたことがありますがどちらも美味しく、時々、「今日はあえて東日本版が食べたい!」と思う時すらあります(笑)
インスタントではなく実際のうどんの「だし」も、そんなカンジですよね。
この違いには諸説がありますが、水の違いが影響しているという説が有力だと聞いたことがあります。
日本はほとんど軟水らしいのですが、関東の水は関東ローム層の影響で、ミネラル分の多い硬水なんだそうです。
硬水では昆布などから「だし」をとりにくく、やむを得ず、醤油などで味付けをする必要があった、というのが関東の黒い「だし」の所以だというわけです。
色も黒く、醤油の味が強いため、初めての方の中には「味が濃い」「塩辛い」と言う方もいらしゃいますね。
一方、関西風の「だし」は見た目に色が薄いこともあり、「味が薄い」と言う方も沢山いらっしゃいます。
実際、塩分濃度だけで言えば、関西が2.5%なのに対し、関東は6.7%と2倍以上高いんだとか。
いずれにせよ、日本の狭い国土の中でも、土地によって様々な食文化があるというのは、日本人の「食」に対する感性やこだわりが強いということなんでしょう。
ん〜、あんまりいい記事になりませんでしたね。
無理矢理「だし」を「出しにしようとした」のが良くなかったんでしょうか?
まてんろう
プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。
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