散髪屋さんで「頭ヤバいですね」と言われたことがあります。
まてんろうです。
別に散髪屋さんが客に向かって「バカだ」と言ったわけではないですよ(笑)
何がヤバいのかというと、強烈なクセ毛で、髪の硬さや髪質とも相まって、梅雨の時期なんかは実験に失敗した博士のようになります。
最近時間がなく、もう博士寸前だったのですが、ようやく切りに行くことができました。
いつも行っている散髪屋さんはだいたい木曜が休みなのですが、たまに水曜も休みの日があったりして、さらに日曜も休みの場合もあり、行ったら休みだったというパターンが何度かありました。
散髪屋さんもその点は認識されているようで、休みの日の情報の載ったカレンダーを半期ごとに配られています。
まてんろうの感覚では、「散髪屋さん=月曜が定休日」と思っていたので、「珍しいですね」と尋ねたところ、最近は月曜にこだわらないところも増えているとのことでした。
では逆に、何故これまで月曜が定休日だったのか尋ねたところ、昔はそういうルールになっていて、月曜日以外を休みに出来なかったと聞いたことがあるが詳しくはわからないとのことでした。
で、気になったので調べてみました。
なお、大半の個人経営の店は毎週月曜日を定休日としていた。これは第二次世界大戦中から戦後にあった全国的な電力不足における休電日が月曜日だった名残である。全国的には月曜が多かったが、地域により火曜(愛知県など)や水曜(三重県など)に設定されており、その地域では各々の休電日に合わせて定休日が設定された。休電日がなくなった後も、過当競争を避けるため定休日は各地域ごとの理容組合への加入の取り決めとして定められ(適正化規定)、休電日をもとにした定休日が地域ごとに継承された。現在では特に定休日の規制は存在しないが、土日に集客が多いこともあり、以前からの定休日を踏襲している店舗が多い。
なんとそんな事情があったんですね〜!
毎度毎度で恐縮ですが、やはり「当たり前」に対して、何故そうなのかと「前提を疑う」姿勢は大切ですね。
そう言えば、女性が髪を切った時に、それに気付けないとちょっと残念な評価をいただきますが、以前、あれは髪を切ったこと自体ではなく、変化に気付けるくらいその女性を意識しているか、が論点になっているんだよという話を聞いて、思わずうなりました。
いじらしさはわかるのですが、その言外にある「もっと私を見て」というメッセージに、何とも言えないものをカンジました。
一方で、「あれ? 髪切ったんだ」と言うだけでセクハラになる場合があるという話も聞きます。
いずれにせよ、シチュエーション次第で言わなくても言ってもリスクがある「髪切った問題」はセンシティブなので、最近では、まてんろうは気付いたとしてもあえて言わないようにしています。
こういうのなんていうかご存知ですか?
まてんろう
プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。
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