週に何度か「ん? 仰ってる意味がわかりません」と言われます。
まてんろうです。
滑舌が悪いとかではなく、話の意味がわからないという意味です。
まぁ、確かに自分でも「何言ってるんだろう?」と思うことがあるので、間違ってはいないんでしょうけど(笑)
アメリカで、ヒット商品発売のプロセスやセールスが急激に伸びたプロセスには、どんな特徴があるのか、という調査があったそうです。
その結果、面白いことがわかりました。
ヒット商品は、業界動向や前例がないことから判断し、全員が発売を反対した商品が多いのだそうです。
また、全員が反対でも、担当者や責任者の「勘」で押し切った企画でセールスが伸びた、ということも多いのだそうです。
今は様々なことについてデータが取れるので、データを分析してビジネスに活かすのは常識です。
それもあって、ややデータ至上主義的なところも見受けられます。
しかし、かつては「経験」や「勘」の方が勝っていた時代がありました。
吉田工業の吉田忠雄社長は全員の賛成を待たなかったそうです。
社長は「前例」より「勘」を大切にしたのかも知れません。
吉田工業はやがて、名を変え、世界企業となりました。
YKKです。
まてんろうも実際にいろいろなお仕事をさせていただきながら思うのですが、既存のビジネスを育てたり維持するのにはデータが大切なのはわかります。
しかし、0からビジネスを産み出すには、データというより、様々な情報の中から必要な情報を選別し未来を見通す、ビジネス勘といいますか、センスのようなものの方が必要なんじゃないかと思っています(まてんろうはよく「刻が見える」と表現しています。コレについては、また別の機会で)。
でもこれって、みんなに共有できる状態になっていないだけで、その人の頭の中には膨大なデータベースがあって、そのデータをもとに分析して導き出された結果なんじゃないかなぁと。
未来を見ている人は、未来を前提に話をするので、今しか見えていない人にはなかなか話が理解してもらえず、周りから「前例」より「勘」というように見えているだけかもしれませんね。
ちなみにまてんろうは、よく躓きます。
「あ、わかった。足元が見えていないってオチでしょ?」って?
いえいえそうではなく、いつも「なぜ自分は同じ失敗を繰り返すんだろう?」って考えてるからですよ。
だって、自分が見えてないですから(微笑)
まてんろう
プロの妄想家で俳人。長年、妄想でメシ食ってます。
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